2004220

  メタンハイドレード特集 NO1

 

近年メタンハイドレードが何かと話題になり資源の無い日本にとって天然ガス100年分に相当する膨大なメタンハイドレードが日本近海の海底の地下に眠っていると推定されている。夢のような話である。日本政府もこのメタンハイドレード(MH、MethaneHydrate)に予算を組み研究開発に本気で取り組んでおり2002年〜20042本の試掘井を掘削してメタンハイドレードの存在を確認した。世界でもカナダのマッケンジィーとカルホルニア沖の海底下の掘削と二度の実験を行ない、国際会議も毎年開き、2003年12月の幕張の会議ではカナダの掘削結果の埋蔵量と掘削技術等の研究開発が発表され、これから新エネルギーとして、ますますMHの研究開発は進むものと思う。

メタンハイドレードとは何か、何処にあるのか、掘削できるのか、商業ペースにのるのか、環境に影響はないかなど、いろいろな問題があるが、これを機に当フォーエヴァーグリーンでは今後も注目していきたいと思います。

 

メタンハイドレードとはメタンガスCHと水HOが高圧下、0℃に近い温度で水分子にCHが取り込まれて出来た抱接化合物、CH 5.75 HO(氷の塊のような物質)で150倍から170倍に凝縮された物質である。

MHは永久凍土下1,000m位の所でシベリア、カナダのマッケンジィーに存在する。海底下では日本近海と世界の多くの海底にあり、世界でも研究開発が進んでおり、特に日本の研究開発はその中ではトップクラスにある。

 

天然ガスのハイドレード化はハイドレードの特性を利用して運送貯蔵しようと云うものです。運送では20%のコストダウンが見込めるそうです。貯蔵もメリットがあるものと思います。

メタンハイドレード開発の商業ペース化は石油、天然ガスの値段が上がり掘削技術の研究開発が進み、環境問題を解決しなければならない。

特に環境問題では、万に一つの事故が起きた時の地球温暖化は一変するだろう。

また、掘削時の地震、地滑りでメタンハイドレードを失ったとき陥没が起き、この現象が再び地滑りから地震へと繰り返されることが懸念され、このような事態は今だ人類が経験した事が無い。

 

 

 

                                NO2

 

またCO2のハイドレード化は地球温暖化の救世主になるのではないかと思われます。海底下1,000メートル位の安定した石油、ガスの掘削後にCO2を液化した物を注入すると液化したCO2はある状態でハイドレード化する。永久凍土中の掘削後が最もよいと思う。

 

新倉 茂