「北京市環境保護教育モデル小学校」の設立と日本からの協力支援要請

 中国ではまだ、全国隅々にまで豊かな資源が行き渡っているわけではありません。公社の整備、春夏秋冬の空調、教室の充実など、未だに不備なところが散見されます。
 また一方で、地球環境の危機的状況が心配される中、中国でも2008年のオリンピックの機会を活かし、「ミドリオリンピック」という環境と資源保護の活動を提唱しています。そしてこの運動の本当の成功は、未来を担う子供たちの心に意識が備わったときに顕れてくる、主観的なモラルの行動となることであり、そのときはじめて持続的な環境保護活動が可能となります。そのために教育現場では現在、「北京市環境保護教育モデル小学校」という教育プログラムの計画を進めております。
そのような中国の状況を踏まえ、教育の現場の整備という課題、そして、環境保護意識教育の課題という二つの重要な課題を統合して実践することを私たちは策定いたしました。

 そしてこれらの計画を報告し、その実践のために、私たちアジア随一の柱である日本、またヒューマニティあふれる日本からの資金のご協力をお願いしたいと、ここにご提案申し上げました。

提案までのあゆみ

 先に中国から「北京市環境保護教育モデル小学校と指定することに関する法案」の計画書をいただき、この提案を立案するために私たちはまず、指定候補の「北京市房山区五候中心小学校」を訪ねました。現地視察を通して地方小学校の実態や教育現場の問題などを直に確かめ、有効な貢献への方向を確認してまいりました。











北京市房山五候中心小学校の実際の様子







北京市房山五候中心小学校の改修後予測